2013年10月21日
長期金利「想定外も想定」 三菱東京UFJ
4月1日付で三菱東京UFJ銀行頭取に就く平野信行副頭取(60)は、今後、長期金利が急上昇する恐れについて「足元は想定していないが、想定外も想定したテストをして(リスク管理の手法を)点検する」と述べ、金利上昇に備えた危機管理を徹底する方針を示した. 30日までに朝日新聞のインタビューに応じた. 日本の大手銀行は計100兆円を超える日本国債を持っている. 財政不安などで国債が値下がりし、金利が急上昇すれば巨額の損が出るおそれがある. 平野氏は、国債の9割以上を国内投資家が保有している点などを挙げ、金利の急上昇は想定していないとした. ただ、預貯金が減って国内で国債を買い支える余裕がなくなれば、「国債市場に影響が出る」と述べ、将来は金利が上がる可能性も指摘した. 一方、4月から始まる中期経営計画では国内外での成長を掲げ、若者向けのスマートフォンを使った金融サービスなどを強化する方針を示した. 課題である国内の証券事業の強化については、国内証券会社との提携は「考えていない」とした. ◇ インタビューの主なやりとりは次の通り. ――4月から始まる新しい中期経営計画ではどんな銀行を目指しますか. 「国内外のお客様とともに持続的に成長する信頼の銀行がキャッチフレーズ. ナイキの靴 我々の強みは国内のお客様の基盤、国際的なネットワーク、強固な財務力. モンスターイヤホン それを活用してお客様の期待に応え、社会、経済の持続的な発展の礎となりたい.
Posted by 高石
at 23:23
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